[シドニー 13日 ロイター] - メルボルン研究所とウエストパック銀行 (AX:WBC)が公表した11月のオーストラリア消費者信頼感指数は、前月比4.5%上昇した。家計や景気の先行きに対する楽観的な見方が広がり、同4.5%低下を記録した10月から改善した。
ただ、前年比では7.0%低下した。また、11月の指数は97.0で、悲観的な回答が引き続き楽観的な回答を上回った。
調査は1200人を対象に実施された。
この結果は、景気下支えに向けて政策金利を0.75%と過去最低にまで引き下げたオーストラリア準備銀行(RBS、中央銀行)にとり、ある程度の安心材料となる。
ウエストパック銀行のチーフエコノミスト、ビル・エバンズ氏は「RBAが利下げを行うと指数は数カ月低下し、その後反発するというパターンがみられる。(RBAの)動きに消費者は動揺しているのかもしれない」とコメントした。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20191113T003537+0000