40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

LIBORベースのスワップ、来年第1四半期から中止を 英機関が要請

発行済 2019-11-22 09:48
更新済 2019-11-22 09:53
LIBORベースのスワップ、来年第1四半期から中止を 英機関が要請

[ロンドン 21日 ロイター] - 英金融行動監視機構(FCA)は21日、ロンドン銀行間取引金利(LIBOR)ベースのスワップ取引の提供を2020年第1・四半期から中止するよう銀行に求めた。

FCAはLIBORの算出が2021年末に中止され、英中銀が算出するポンド翌日物平均金利(SONIA)が代替金利になるとの見通しを示した。

ロンドンで講演したFCAの市場・ホールセール政策担当ディレクター、エドウィン・スクーリング・ラター氏は「ポンドの金利スワップ市場では、マーケットメーカーが2020年第1・四半期からSONIAを市場慣行とすることを奨励する」と発言。

現段階では、SONIAではなくLIBORを利用する特別の理由がある場合、ポンド建てのLIBORベースのスワップ取引は可能だが、SONIAベースのスワップが標準になるとしている。

同氏は「SONIAベースのスワップのインフラと流動性はすでに存在しており、比較的低コストで実現できるはずだ」との認識を示した。

同氏によると、ポンド建ての変動利付債の新規発行や証券化ではLIBORではなくSONIAがすでに「標準」になっており、新たな住宅ローンでLIBORを利用するケースもまれ。

ただ2021年末以降に期限が到来するポンド建てのスワップでは、かなりの取引が新たにLIBORベースで締結されており、企業向け融資でも、引き続きLIBORの利用が一般的になっているという。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます