[20日 ロイター] - 米ミシガン大学が20日発表した12月の消費者信頼感指数(確報値)は99.3と速報値の99.2から上方修正され、市場予想の99.2を上回った。前月の確報値は96.8だった。
現況指数は115.5と、速報値の115.2から上方修正された。前月は111.6、予想は115.6だった。期待指数は88.9と速報値から変わらず。前月は87.3、予想は89.7だった。
1年先の期待インフレ率は2.3%、5年先の期待インフレ率は2.2%と、それぞれ速報値の2.4%、2.3%から下方修正された。前月確報値はともに2.5%。1年先の期待インフレ率は3年ぶりの低水準だった。
ムーディーズ・アナリティクスのシニアエコノミスト、スコット・ホイト氏は「今月のインフレ期待の低下が持続もしくは強まるなら、インフレ率を上昇させようとしている米連邦準備理事会(FRB)の懸念となり、金融政策の緩和を示唆する」と述べた。
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