[ロンドン 8日 ロイター] - 英国立統計局(ONS)が発表した2019年第3・四半期の時間当たり生産は前年同期比0.1%上昇と、5四半期ぶりに上昇に転じた。
第3・四半期の単位労働コストは前年同期比3.6%上昇。賃金の伸びが生産性の伸びを上回った。
ONSの統計担当者は「生産性は前年比でプラスに転じたものの、上昇率は過去約10年の平均の3分の1に過ぎず、基調としては2008年から低迷が続いている」と述べた。
ジャビド財務相は、統計を受け、低生産性があまりにも長く英経済の足を引っ張っているとして、3月11日の予算演説で対策を示す計画だと述べた。
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