[ワシントン 31日 ロイター] - コンファレンス・ボード(CB)が31日発表した3月の米消費者信頼感指数は120.0と、前月の132.6から低下し、2017年7月以来の低水準となった。新型コロナウイルスの感染拡大を受け経済の短期見通しに対する懸念が高まった。ただ、予想の110.0ほどは悪化しなかった。
CBの経済指標担当シニアディレクター、リン・フランコ氏は「3月の低下は一時的なショックではなく、深刻な収縮を反映したものだった。(新型ウイルスの感染拡大を受け)今後は一段の低下が予想される」と述べた。
2月の消費者信頼感指数は従来の130.7から上方修正された。
3月の現況指数は167.7と、前月(上方修正)の169.3から低下。期待指数は88.2と、前月(上方修正)の108.1から低下した。
就職が「困難」との見方を示す指数は13.9。前月は14.8から13.9に下方修正された。
1年先のインフレ期待は4.5%。前月は4.6%から4.5%に下方修正された。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20200331T154217+0000