[ベルリン 17日 ロイター] - ドイツの有力シンクタンク、キール世界経済研究所(IfW)は17日、新型コロナウイルス流行の影響で、今年のドイツの経済成長率はマイナス5.5%となるが、金融危機に見舞われた2009年のマイナス5.7%は上回るとの見通しを示した。
6月時点の予測はマイナス6.8%だった。
IfWは「ドイツ経済は回復軌道にある」と表明。ただ、一部のセクターで危機が長期化しているほか、海外で新型コロナの感染が拡大しているため、一段の改善は難しくなると指摘した。
来年の経済成長率の予測はプラス4.8%。6月時点の予測は6.3%だった。2022年の予測はプラス2.4%。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20200917T084423+0000