[ベルリン 1日 ロイター] - IHSマークイットが発表した9月のドイツ製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値は56.4と、8月の52.2から大幅に上昇した。生産の拡大ペースは過去2年あまりで最高になった。
速報値の56.6からは下方修正された。
IHSマークイットのプリンシパル・エコノミスト、フィル・スミス氏は、外需が拡大しており、すべての製造業部門で受注と生産が増加していると指摘。
「これまでの回復局面で、総じて出遅れていた投資財メーカーでさえ、9月は大幅に回復した」と述べた。
ただ、企業の資金繰りは依然として厳しく、追加の人員削減や在庫の縮小につながる可能性があるという。