40%引きでご購読
🔥 当社AIが選択した株式戦略、テクノロジー大手、は5月までに+7.1%の上昇。株式がブームなうちに行動を起こしましょう。40%割引で開始

英GDP、9月は+1.1%で予想下回る 第3四半期は前期比+15.5%

発行済 2020-11-12 17:34
更新済 2020-11-12 19:00
© Reuters. 英GDP、9月は+1.1%で予想下回る 第3四半期は前期比+15.5%

[ロンドン 12日 ロイター] - 英国立統計局(ONS)は12日、9月の国内総生産(GDP)は前月比1.1%増と発表した。ロイターがまとめたエコノミスト予想(1.5%増)を下回った。

第3・四半期(7─9月)は前期比15.5%増で過去最大の伸びだった。ただ、第2・四半期の約20%減の埋め合わせには至らなかった。

イングランド銀行(英中銀)は先週、英経済成長率について、今年は過去最悪のマイナス11%、来年は7%超との見通しを示した。

スナク財務相は、GDP統計について、新型コロナウイルス対策が9月以降の成長を押し下げた可能性があると指摘。

「きょう発表された数字は、英経済が夏以降回復しつつあったが、秋にかけて減速したことを示している。新型コロナ対策でその後さらに減速したとみられる」との考えを示した。

今回の統計は、コロナの感染再拡大を受けた行動制限が再び導入あれる前に景気回復が失速していたことを示す。

コロナ危機に政府、中銀とも大規模な支援策を打ち出したが、第2・四半期は主要国のなかで最も深刻な景気の落ち込みに見舞われた。エコノミストは、最初のロックダウンの期間が相対的に長く、英経済の8割を担うサービス業に大打撃を与えたためと指摘する。

英経済は、2019年末と比べて約10%縮小した状態で第4・四半期に入った。ONSによると、この縮小幅は、イタリアやドイツの2倍、米国の3倍近くという。

シンクタンク、レゾリューション財団の調査責任者、ジェームズ・スミス氏は「英国のコロナ危機と、そこからの回復局面は、多くの人が当初考えていたより長期にわたるだろう」と述べ、スナク財務相は大規模な財政出動路線を早期に転換すべきでないとの見解を示した。

英政府は、前週からイングランドにロックダウンを再導入した。初回と違い、建設作業や製造業の操業は継続させ、学校の授業も継続する。

ONSによると、対面接客を主とする企業を含むサービス業の9月の生産は予想を下回る前月比1.0%増にとどまった。

食品・宿泊などのサービスの生産は8%減。政府の外食支援措置で大きく伸びた8月の反動が出た。

製造業は0.2%増、建設業は住宅市場の回復を追い風に約3%増加した。

*内容を追加して再送します。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます