[ベルリン 8日 ロイター] - ドイツの信用調査会社クレジットリフォームは8日、政府の企業救済措置にも関わらず、国内の企業倒産が債権者にもたらす影響が深刻さを増しており、より多くの雇用が脅かされているとの調査をまとめた。
同社によると、今年に債務不履行となった債権残高は340億ユーロと、昨年の235億ユーロを大きく上回っている。
また企業倒産の影響を受けた被雇用者は33万2000人と、昨年の21万8000人から大幅増加したという。
クレジットリフォームの経済調査担当責任者は、来年は企業破産が大幅に増加し、2014年以来最多の2万4000件前後に達するとの予想を示した。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20201209T032853+0000