40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

米小売売上高、10月は予想上回る1.7%増 3カ月連続プラス

発行済 2021-11-16 23:45
更新済 2021-11-17 00:45
© Reuters. 米商務省が発表した10月の小売売上高は前月比1.7%増と、市場予想の1.4%を超えて増加した。3月30日、ニューヨークで撮影(2021年 ロイター/Caitlin Ochs/File Photo)

[ワシントン 16日 ロイター] - 米商務省が16日に発表した10月の小売売上高(季節調整済み)は前月比1.7%増と、市場予想の1.4%を超えて増加した。増加は3カ月連続。供給の制約が続く中、年末商戦が早めに始まったことで押し上げられたとみられ、インフレ高進が消費支出を抑制していない可能性を示唆した。

前年同月比では16.3%増加した。

9月の小売売上高は0.8%増と、0.7%増から上方改定された。

BMOキャピタル・マーケッツのシニアエコノミスト、サール・グアティエリ氏は「雇用や賃金などの堅調な伸び、多くの家計における貯蓄の増加はインフレによる購買力への影響を相殺するに十分」と指摘。「現時点で、消費者と経済の動向は堅調に今年を締めくくる見通し」と述べた。

内訳では自動車・部品が1.8%増と、前月の1.2%増から伸びが加速した。

ガソリンスタンドも3.9%増。ガソリン価格の高騰を反映した。

オンラインストアも4%増加した。

建築資材や家具、スポーツ用品、電化製品なども増加。一方、飲食店は横ばい、衣料品は0.7%減少した。

国内総生産(GDP)の個人消費項目に密接に関連しているとされる自動車、ガソリン、建設資材、外食を除くコア小売売上高は1.6%増。前月は0.5%増加していた。

ウェルズ・ファーゴ(ノースカロライナ州)のシニアエコノミスト、サム・ブラード氏は「供給が逼迫する中、小売店が買い物客に早めのホリデーショッピングを勧めていることから、一部の消費が前倒しされた可能性が高い」としている。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます