40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

全国コアCPI、10月は+0.1% 原油高を携帯格安料金が帳消し

発行済 2021-11-19 09:06
更新済 2021-11-19 09:36
© Reuters.  総務省が11月19日発表した10月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除く、コアCPI)は99.9と、前年同月比0.1%上昇した。写真は千葉のスーパーマーケットで5月撮影(

[東京 19日 ロイター] - 総務省が19日発表した10月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除く、コアCPI)は99.9と、前年同月比0.1%上昇した。原油高や円安でエネルギー価格が2008年9月以来の上昇率となり指数を押し上げたものの、携帯電話の通信料が過去最大の下げ幅となり、コアCPIの伸び率は前月と変わらなかった。

ロイターがまとめた民間予測は前年同月比0.1%上昇だった。

10月のエネルギー価格は11.3%上昇と、前月の7.4%上昇から伸び率が拡大した。このうち、ガソリンは21.4%上昇し2008年8月以来、灯油は25.9%上昇し17年11月以来の上昇幅となった。

ニューヨーク原油先物価格は上昇が一服しているが、総務省の担当者はOPECプラスの追加増産見送りの相場への影響を注視したいと話した。電気代には原油高が3―5カ月程度遅れて反映されるという。

政府の観光需要喚起策「GoToトラベル」が実施された前年の反動で、宿泊料は59.1%の上昇。伸び率は前月の43.1%上昇を上回り、1970年以降で最大の上昇率。

携帯電話の通信料は53.6%下落。総合CPIの下落幅を1.47ポイント拡大させた。携帯電話キャリアによる新たな格安プランの登場で下落率が一段と拡大した。

10月の総合指数は前年同月比0.1%上昇して、前月の0.2%上昇から伸び率が縮小した。前月高騰した生鮮野菜の価格が落ち着いた。生鮮食品およびエネルギーを除く総合指数は0.7%下落した。

(和田崇彦 編集:田中志保)

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます