[バンコク 27日 ロイター] - タイのジュリン商務相は27日、2022年の同国の輸出は約3─4%増える見込みだと記者会見で語った。
タイ経済は外国人観光客からの収入に深く依存していたため、新型コロナウイルス禍で打撃を受けたが、輸出の伸びに支えられてきた。
商務相は、世界経済や貿易相手国の経済が成長しているとし、今年の輸出は16%増えると予想した。
11月の輸出は前年同月比24.7%増加。伸び率はロイター調査の予想の18%、10月の17.4%をともに上回った。
商務相は通貨バーツについては、来年は1ドル=32─33バーツ付近で推移すると予想した。現在の水準は同33.5バーツ。