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英公的部門純借り入れ、12月は予想下回る インフレで利払い急増

発行済 2022-01-25 16:49
更新済 2022-01-25 17:18
© Reuters.     英国立統計局(ONS)が25日発表した12月の公的部門純借り入れ(国有銀行を除く)は168億4800万ポンド(227億1000万ドル)と、ロイターがまとめた市場予想の

[ロンドン 25日 ロイター] - 英国立統計局(ONS)が25日発表した12月の公的部門純借り入れ(国有銀行を除く)は168億4800万ポンド(227億1000万ドル)と、ロイターがまとめた市場予想の185億ポンドを下回った。

4─12月の借り入れは1468億ポンド。新型コロナウイルス危機がピークに達していた前年同期の水準を1293億ポンド下回った。

4─11月の借り入れは60億ポンド下方修正された。

12月の法人税収は過去最高の55億ポンド。

同月の国債の利払いは81億ポンドと過去2番目の高水準となった。全体の約3分の1を占める物価連動型国債の基準となる小売物価指数(RPI)の急上昇を反映した。

パンテオン・マクロエコノミクスのエコノミスト、サミュエル・トムズ氏は「財政を持続可能な状態に戻すというスナク財務相の仕事をインフレ率の急上昇が困難にしている」と指摘した。

スナク財務相は「将来への投資を続けながら債務負担を減らしていく」と表明した。

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