[マドリード 31日 ロイター] - スペイン中央銀行は31日、ロシアからのエネルギー輸入が停止した場合、マイナスの経済効果は欧州連合(EU)域内総生産(GDP)の2.5─4.2%に相当するとの推計を明らかにした。
スペイン中銀のエコノミスト、ハビエル・キンタナ氏は分析リポートで、独仏伊および東欧諸国はロシア産エネルギーへの依存度が高いため、影響が非常に大きくなるとの見方を示した。
経済活動の低下はドイツでGDPの1.9─3.4%、イタリアは2.3─3.9%、フランスは1.2─2%、スペインは0.8─1.4%と予想した。