[プレトリア 6日 ロイター] - 南アフリカ統計局が6日発表した第2・四半期の国内総生産(GDP)は、前期比(季節調整済み、非年率)で0.7%減少した。
前年同期比(調整前)では0.2%増加した。
ロイターがまとめたエコノミスト予想は前期比0.8%減、前年比0.6%増だった。
クワズール・ナタール州の洪水と長引く停電が経済活動に大きな打撃を与えた。
南アフリカ統計局のリセンガ・マルレケ氏は、停電や洪水などが成長率低下の背景にあるとし、燃料や肥料などの投入コストの上昇で影響が拡大したとの見方を示した。
統計局によると、第2・四半期は7業種でGDPがマイナスになった。製造業は前期比5.9%減、貿易・ケータリング・宿泊業は1.5%減、農業・林業・漁業は7.7%減となった。鉱業・採石業は3.5%縮小した。