40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

フィリピン9月CPI、4年ぶりの高い伸び 追加利上げ観測強まる

発行済 2022-10-05 11:45
更新済 2022-10-05 13:45

[マニラ 5日 ロイター] - フィリピン統計局が5日発表した9月の消費者物価指数(CPI)は、前年同月比6.9%上昇し、2018年10月以来の高水準となった。食品価格の上昇を反映し、8月の6.3%上昇から加速した。

統計局によると、CPIは食品を中心に10月もさらに上昇する見通しだ。

9月の伸びはロイターがまとめた市場予想の6.7%も上回った。

1─9月の上昇率は平均5.1%。中央銀行のインフレ目標である2─4%を上回っている。

変動の激しい食品と燃料を除いたコアCPI上昇率は、9月に4.5%と8月の4.6%から鈍化した。

中銀はインフレを目標の範囲内に収めるため、今年に入りこれまでに225ベーシスポイント(bp)の利上げを実施、政策金利は4.25%となっている。

インフレ率が予想を上回ったことを受けて、フィリピン中銀が11月と12月の政策会合で、追加利上げに踏み切るとの見方が強まった。

統計発表後、中銀は声明で「インフレ率を中期的に目標圏内に押し下げ、物価安定という主目的に合致した水準になるよう、一段の政策措置を取る用意がある」と表明した。

INGバンクのエコノミスト、ニコラス・マパ氏は、今年残りの2会合でそれぞれ50ベーシスポイント(bp)利上げすると予想。

最近の台風で農作物に被害が出たことから、食品価格は高止まりするとの見方を示した。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます