[ベルリン 6日 ロイター] - 独連邦統計庁が6日発表した8月の鉱工業受注指数は、季節・日数調整後で前月比2.4%低下した。特に大規模受注が低迷した。
ロイターがまとめた市場予想は0.7%低下だった。
エネルギー危機や物価高に見舞われているユーロ圏からの受注が落ち込んだ。
国内受注は3.4%減、ユーロ圏からの受注は3.8%減。
VPのチーフエコノミスト、トマス・ギッツェル氏は「欧州大陸のエネルギー高騰が国内産業の発注抑制につながりつつある」と述べた。
7月の同指数は1.1%低下から1.9%上昇に修正された。
8月の同指数は、変動の激しい大規模受注を除くベースでは0.8%上昇した。