[北京 24日 ロイター] - 中国税関総署が発表した9月の大豆輸入量は前年同月比12%増の772万トンだった。8月の717万トンも上回った。
世界最大の大豆輸入国である中国を巡っては、世界的な価格高騰と飼料用大豆粉砕による収益性の低迷でここ数カ月は輸入が抑えられていた。夏以降、養豚利益が急増したため、大豆かすの需要が高まっている。
一方、1─9月の輸入量は6904万トンで前年比6.6%減と、なおマイナスになっている。
9月の輸入は米国からが115万トンとなり、前年同月の16万9439トンから大幅に増加。ブラジルからの輸入は前年の593万6000トンから558万トンに減少した。