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中銀の金購入量、第3四半期は過去最多を記録

発行済 2022-11-01 13:33
更新済 2022-11-01 20:00
© Reuters.  11月1日、金の国際調査機関ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)が公表した最新の四半期報告によると、世界の中央銀行による第3・四半期の金購入量は399トン(約200

[ロンドン 1日 ロイター] - 金の国際調査機関ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)が1日公表した最新の四半期報告によると、世界の中央銀行による第3・四半期の金購入量は399トン(約200億ドル相当)と過去最多だった。中銀購入が世界的な金需要の拡大を後押しした形だ。

ほかに宝飾品や金塊、コインとしての保有を目的とする需要も堅調だった。

金価格連動型の上場投資信託(ETF)の顧客向け金保有量は減少した。金利上昇で他の資産のリターンが高まったため、多くの投資家は金価格連動型ETFの持ち分を売却。これが第3・四半期の金価格を8%押し下げた。ただ、値下がりで宝飾品需要は刺激されたという。

第3・四半期の世界の金需要は前年同期比28%増の1181トン。年初来の需要量は新型コロナウイルスのパンデミック前の水準に戻った。

中銀の年初来の金購入量は673トンで、1967年以降のどの年の年間購入量よりも多くなっている。特にトルコとウズベキスタン、カタール、インドの中銀の購入規模が大きかった。

WGCは、購入量を公表しない中央銀行も相当量購入したと説明した。具体的な国名は明らかにしなかったが、データを定期的に公表しない国には中国やロシアが含まれる。

トルコでは国民の間でインフレ対策としての需要が強まったため、第3・四半期の金塊とコインの購入量も46.8トンと前年同期比で300%余りも増加した。

WGCのアナリスト、ルイーズ・ストリート氏は「今後も中銀の買いと個人投資は力強さを維持すると見込んでいる。インドや東南アジアなど一部地域では宝飾品需要もしっかりした推移が続くだろう」と述べた。

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