[ベルリン 3日 ロイター] - ドイツの失業者数は昨年12月は市場予想に反して減少した。ウクライナ戦争の雇用への影響は限定的となっている。
ドイツ連邦雇用庁が3日発表した統計によると、12月の失業者数は季節調整後で前月比1万3000人減少し252万人。ロイターがまとめたアナリストの予想は1万5000人増加だった。
失業率(季節調整後)は5.5%で前月から変わらず。
連邦雇用庁のアンドレア・ナーレス長官は「ここ1年、ロシアのウクライナ侵攻は物価高、不確実性、避難民の流入をもたらした。しかしその影響は穏やかなものにとどまっている」と述べた。