■NY株式:ダウは170ドル安、長期金利の上昇やギリシャ債務問題を嫌気
NYダウ ナスダック
終値 :17905.58 終値 :5059.13
前日比:-170.69 前日比:-40.11
始値 :18072.47 始値 :5078.22
高値 :18087.15 高値 :5101.11
安値 :17876.95 安値 :5046.29
4日の米国株式相場は下落。
ダウ平均は170.69ドル安の17905.58、ナスダックは40.11ポイント安の5059.13で取引を終了した。
世界的な長期金利の上昇に加え、ギリシャ債務問題への根強い懸念から欧州株が全面安となった流れを受けて安く始まった。
国際通貨基金(IMF)が、公表した年次審査報告の中で連邦準備制度理事会(FRB)に対して利上げ開始時期を16年へ先送りすることが妥当、と指摘したことで一時的に上昇する場面もあったが、相場を押し上げるには至らず、午後にかけて下げ幅を拡大した。
NY原油先物相場が一時約3%下落したことも嫌気された。
セクター別では、不動産を除いて全面安となっており、特に資本財や素材の下落が目立った。
衛星放送のディッシュ・ネットワーク(DISH)と通信大手のTモバイルUS(TMUS)は合併交渉を行っていることが報じられ、共に上昇。
カジノホテル運営のウィン・リゾーツ(WYNN)は、マカオ5月賭博収入の減少幅が前月比で縮小したことが好感され堅調推移。
一方で、短文投稿サイトのツイッター(TWTR)は、一部アナリストによる投資判断引き下げを受け、下落。
石油ガス生産会社のチェサピーク・エナジー(CHK)は天然ガス先物価格の下落を受け、軟調推移となった。
携帯端末のアップル(AAPL)は、腕時計型端末「アップルウオッチ」の受注残消化が進んでいることから、一部モデルを店頭販売するほか、月末までに7カ国での販売を新たに開始すると発表した。
Horiko Capital Management LLC ■NY為替:ドル・円は124円36銭、ギリシャのデフォルト懸念にユーロ反落 4日のニューヨーク外為市場でドル・円は、124円04銭から124円68銭まで上昇し、124円36銭で引けた。
米国の週次新規失業保険申請件数が予想以上に減少し、1-3月期単位労働費用も回復したことを受けて、ドル買いが一時強まった。
しかし、その後は、ギリシャのデフォルト(債務不履行)懸念に、リスク回避の円買いが再燃した。
ユーロ・ドルは、1.1331ドルから1.1222ドルまで下落し、1.1238ドルで引けた。
ギリシャが、欧州債権団が提示した案を拒否したとの報道や、国際通貨基金(IMF)に対し今月4回の支払いを月末に一括で支払う要請をしたとの報道で、デフォルト懸念が強まり、ユーロ売りが加速。
ユーロ・円は140円92銭から139円64銭まで下落した。
欧州の債券利回り低下に伴うユーロ売りが優勢となった。
ポンド・ドルは、1.5404ドルから1.5342ドルへ下落。
ドル・スイスは、0.9314フランから0.9356フランへ上昇した。
■NY原油:続落で58.00ドル、OPEC総会で生産姿勢維持の観測 NY原油は続落(NYMEX原油7月限終値:58.00↓1.64)。
59.30ドルから57.83ドルまで下落した。
5日(金)に開催予定の石油輸出国機構(OPEC)の総会で、価格よりシェア優先のポリシーが継続され、現状の生産量が維持されるとの観測が売り圧力になった。
湾岸の主要4カ国が、3日に非公式協議を開催し、生産上限据え置きで一致したとの見方。
また、国際エネルギー機関(IEA)のファンデルフーヘン事務局長が4日、「OPECの市場シェアの争いは終わっておらず、今後も続く」との見解を示している。
■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率) バンクオブアメリカ(BAC) 16.79ドル -0.155ドル(-0.91%) モルガン・スタンレー(MS) 38.71ドル -0.300ドル(-0.77%) ゴールドマン・サックス(GS)208.98ドル +0.690ドル(+0.33%) インテル(INTC) 32.31ドル -0.420ドル(-1.28%) アップル(AAPL) 129.36ドル -0.760ドル(-0.58%) グーグル(GOOG) 536.70ドル -3.610ドル(-0.67%) フェイスブック(FB) 82.05ドル -0.390ドル(-0.47%) キャタピラー(CAT) 85.47ドル -0.740ドル(-0.86%) アルコア(AA) 12.51ドル -0.095ドル(-0.75%) ウォルマート(WMT) 74.15ドル -0.740ドル(-0.99%) スプリント(S) 4.45ドル -0.300ドル(-6.32%)
ダウ平均は170.69ドル安の17905.58、ナスダックは40.11ポイント安の5059.13で取引を終了した。
世界的な長期金利の上昇に加え、ギリシャ債務問題への根強い懸念から欧州株が全面安となった流れを受けて安く始まった。
国際通貨基金(IMF)が、公表した年次審査報告の中で連邦準備制度理事会(FRB)に対して利上げ開始時期を16年へ先送りすることが妥当、と指摘したことで一時的に上昇する場面もあったが、相場を押し上げるには至らず、午後にかけて下げ幅を拡大した。
NY原油先物相場が一時約3%下落したことも嫌気された。
セクター別では、不動産を除いて全面安となっており、特に資本財や素材の下落が目立った。
衛星放送のディッシュ・ネットワーク(DISH)と通信大手のTモバイルUS(TMUS)は合併交渉を行っていることが報じられ、共に上昇。
カジノホテル運営のウィン・リゾーツ(WYNN)は、マカオ5月賭博収入の減少幅が前月比で縮小したことが好感され堅調推移。
一方で、短文投稿サイトのツイッター(TWTR)は、一部アナリストによる投資判断引き下げを受け、下落。
石油ガス生産会社のチェサピーク・エナジー(CHK)は天然ガス先物価格の下落を受け、軟調推移となった。
携帯端末のアップル(AAPL)は、腕時計型端末「アップルウオッチ」の受注残消化が進んでいることから、一部モデルを店頭販売するほか、月末までに7カ国での販売を新たに開始すると発表した。
Horiko Capital Management LLC ■NY為替:ドル・円は124円36銭、ギリシャのデフォルト懸念にユーロ反落 4日のニューヨーク外為市場でドル・円は、124円04銭から124円68銭まで上昇し、124円36銭で引けた。
米国の週次新規失業保険申請件数が予想以上に減少し、1-3月期単位労働費用も回復したことを受けて、ドル買いが一時強まった。
しかし、その後は、ギリシャのデフォルト(債務不履行)懸念に、リスク回避の円買いが再燃した。
ユーロ・ドルは、1.1331ドルから1.1222ドルまで下落し、1.1238ドルで引けた。
ギリシャが、欧州債権団が提示した案を拒否したとの報道や、国際通貨基金(IMF)に対し今月4回の支払いを月末に一括で支払う要請をしたとの報道で、デフォルト懸念が強まり、ユーロ売りが加速。
ユーロ・円は140円92銭から139円64銭まで下落した。
欧州の債券利回り低下に伴うユーロ売りが優勢となった。
ポンド・ドルは、1.5404ドルから1.5342ドルへ下落。
ドル・スイスは、0.9314フランから0.9356フランへ上昇した。
■NY原油:続落で58.00ドル、OPEC総会で生産姿勢維持の観測 NY原油は続落(NYMEX原油7月限終値:58.00↓1.64)。
59.30ドルから57.83ドルまで下落した。
5日(金)に開催予定の石油輸出国機構(OPEC)の総会で、価格よりシェア優先のポリシーが継続され、現状の生産量が維持されるとの観測が売り圧力になった。
湾岸の主要4カ国が、3日に非公式協議を開催し、生産上限据え置きで一致したとの見方。
また、国際エネルギー機関(IEA)のファンデルフーヘン事務局長が4日、「OPECの市場シェアの争いは終わっておらず、今後も続く」との見解を示している。
■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率) バンクオブアメリカ(BAC) 16.79ドル -0.155ドル(-0.91%) モルガン・スタンレー(MS) 38.71ドル -0.300ドル(-0.77%) ゴールドマン・サックス(GS)208.98ドル +0.690ドル(+0.33%) インテル(INTC) 32.31ドル -0.420ドル(-1.28%) アップル(AAPL) 129.36ドル -0.760ドル(-0.58%) グーグル(GOOG) 536.70ドル -3.610ドル(-0.67%) フェイスブック(FB) 82.05ドル -0.390ドル(-0.47%) キャタピラー(CAT) 85.47ドル -0.740ドル(-0.86%) アルコア(AA) 12.51ドル -0.095ドル(-0.75%) ウォルマート(WMT) 74.15ドル -0.740ドル(-0.99%) スプリント(S) 4.45ドル -0.300ドル(-6.32%)