[6日 ロイター] - 欧州ビジネス協会(AEB)が6日発表した3月のロシア新車販売台数は前年同期比10.6%減の4万8414台となった。
AEBのデータに基づくロイターの算出によると、第1・四半期の販売台数は44.7%減の15万3477台。このうち6万4483台が中国車で、国内最大手アフトワズの「ラーダ」は6万4240台とこれを下回った。
ウクライナ侵攻を受けて西側の自動車メーカーが相次ぎ撤退する中、ロシアの消費者の選択肢が狭まり、長城汽車(GWM)や奇瑞汽車、吉利汽車などの中国車購入が定着。ロシア経済における中国のプレゼンス拡大が浮き彫りとなった。
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