[ニューデリー 13日 ロイター] - インド自動車工業会が13日発表した2022/23年度(22年4月─23年3月)の国内乗用車販売(出荷ベース)は前年比26.7%増の390万台だった。
半導体不足の緩和、所得増加、累積需要が寄与し、特にスポーツ用多目的車(SUV)の販売が好調だった。
二輪車販売は16.9%増。
インド自動車販売店協会連合(FADA)は今月、今年度の販売が1桁の伸びに鈍化するとの見通しを示した。インフレ、自動車メーカーの値上げ、規制の変更が主因という。
マルチ・スズキ・インディアやヒーロー・モトコープなどの自動車メーカーは、原材料コストの上昇や新たな安全基準・排ガス基準の導入を受けて値上げに踏み切っている。
自動車工業会によると、3月の乗用車販売は4.5%増だった。