[キーウ 13日 ロイター] - ウクライナ統計当局が12日遅く発表した2022年の国内総生産(GDP)は29.1%減だった。
ロシアの侵攻により、多数の死者や避難民が出たほか、重工業、送電、農業部門が打撃を受けた。南部と東部の多くの地域はロシアの支配下にあり、穀物・金属輸出に不可欠な黒海の港も利用が難しくなっている。
政府は今年のGDPが輸送・小売り・建設部門の改善により、1%増加する可能性があると予測している。
経済省によると、22年の輸出は35%減少した。
22年の穀物生産は5300万トンで、過去最高だった前年の8600万トンから減少した。