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香港GDP、第1四半期は5期ぶりプラス 経済再開や観光回復で

発行済 2023-05-02 12:45
更新済 2023-05-02 20:00
© Reuters.  香港の李家超(ジョン・リー)行政長官は2日、第1・四半期の香港の域内総生産(GDP)が前年同期比2.7%増加し、5期ぶりにプラスに転じたと明らかにした。香港繁華街で20

[香港 2日 ロイター] - 香港政府が2日発表した第1・四半期の域内総生産(GDP)は前年同期比2.7%増加し、5四半期ぶりにプラスに転じた。経済活動の復活やインバウンド(域外観光客)の回復が寄与した。

季節調整済みの前期比では5.3%増加した。

バークレイズは前年比0.9%減、ナティクシスは同1.1%増、恒生銀行は同2.5%増と予想していた。

昨年第4・四半期GDPは前年比4.1%減に改定された。

政府は、域外観光客の流入と内需が今年の成長の主要なけん引役になると指摘し、インバウンドは輸送や受け入れ能力の回復に伴い拡大すると予想した。

第1・四半期GDPは、李家超行政長官がこの日、統計発表を前に明らかにした数字と一致した。第1・四半期GDPが前年比2.7%増加、前期比では5.3%増加したと表明していた。

李氏は定例会見で、第1・四半期も輸出の低迷が続いたが、中国本土の成長加速や香港の航空便回復が一段の下支えになると述べた。

「第2・四半期のGDP成長率は第1・四半期よりも良くなる」とし「今年の景気は昨年より良くなる」との見方を示した。昨年第4・四半期は4.1%のマイナス成長だったと述べた。

香港経済は域内の新型コロナウイルス関連規制や本土の「ゼロコロナ」政策で打撃を受けたが、域内のコロナ規制は全て解除され、今年は本土の個人消費や観光需要の回復による恩恵が見込まれる。

恒生銀行のチーフエコノミスト、トーマス・シク氏は、観光・小売りセクターの回復が最近のデータで示されているとし、今年の香港経済は成長軌道に戻るとの見方を示した。ただ貿易は比較的弱く、世界経済の減速が引き続き成長見通しの重しになると述べた。

先進国の高インフレや積極的な金融引き締めもリスクになる。

香港の陳茂波財政官は2月の予算演説で、今年の経済成長率が3.5─5.5%になるとの見通しを示した。

バークレイズ、恒生銀行、DBS、ナティクシス、スタンダード・チャータードの予想は3─6.5%。昨年の成長率はマイナス3.5%だった。

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