[9日 ロイター] - 米半導体受託生産大手グローバルファウンドリーズは9日、第2・四半期の売上高が18億1000万―18億5000万ドルになるとの見通しを示した。中間値はリフィニティブがまとめたアナリスト予想平均の18億5000万ドルをわずかに下回った。
スマートフォンなど消費者向け電子機器の販売低迷が響き、利益見通しも予想を下回った。
第1・四半期は、スマホ市場を対象とする主力事業の売上高が約30%減少した。この事業は全売上高の3分の1以上を占めている。
一方、自動車向けの事業は売上高が2倍以上増えて1億8000万ドルに達した。過去2年間の半導体不足が解消されたことで生産を強化している自動車メーカーからの需要が急増した。