[ベルリン 7日 ロイター] - ドイツ連邦統計局が7日発表した統計によると、2023年1─3月期の国内向け発電で3分の1弱に当たる約32.2%が風力発電によるものだった。石炭火力は30%だった。
ドイツの電源構成で風力が首位になったのは20年4─6月期以来。
石炭、ガス、原子力など従来のエネルギー源は51.4%と、発電量の半分以上を占めているものの、前年同期(52.9%)をわずかに下回った。
ドイツは今年4月、国内にある原子力発電所を閉鎖。今後数年かけて石炭生産を段階的に縮小し、30年までに少なくとも電力の8割を再生可能エネルギーで賄うことを目指している。