米国市場の堅調な動きなどから、東京市場も買い先行の展開が期待される。 ただ、その後は日米の金融政策を見極めたいとする動きのほか、ＧＤＰを受けた中国株式市場への警戒感などが上値を抑えよう。
イランの各協議最終合意を受けて、石油関連などにはネガティブなイメージもあろうが、米国市場では関連株が上昇、買い戻しの動きが先行する格好に。
東京市場の関連株も影響は限定的だろう。
中期的に原油価格の安定がプラスに寄与する原油安メリット銘柄などにはポジティブ、また、プラント関連株などもイラン向けの展開期待が高まろう。
半導体関連は、マイクロンの株価急伸が再編期待へと波及していくか注目される。
前日に強い動きを見せた新興市場では、米国で強い動きとなったバイオ関連などに関心が向かうか注目。
一方、中国ＧＤＰの発表を控えて、中国関連銘柄には警戒感が先行する可能性は高いと考える。