[キーウ 5日 ロイター] - ウクライナの農業業界団体UCABは5日、8月の農産物輸出が前月比16%増の430万トンだったと明らかにした。
内訳は、穀物が230万トン、脂肪種子は75万5400トン、植物油は54万8900トン、各種ミールが36万7300トンなどだった。小麦とひまわり油が大半を占めたという。
農業省は先週、2023/24年7─6月のこれまでのウクライナ穀物輸出が9月1日時点で450万トンと、22年8月31日時点の390万トンから増加していると明らかにした。
UCABは「ドナウ川港湾が依然最も効率的な輸出経路で、8月輸出の64%を占めた」と報告した。
ロシアは7月17日、ウクライナ産穀物輸出合意「黒海イニシアティブ」を離脱。その後、ドナウ川とウクライナの黒海港湾を繰り返し攻撃している。