40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

ビットコイン、米現物ETF上場で成熟に向かう可能性

発行済 2024-01-23 18:41
更新済 2024-01-23 18:45
© Reuters.   1月23日、  誕生から今年で15年を迎えた暗号資産(仮想通貨)ビットコインは米国で現物を運用対象とする上場投資信託(ETF)が承認され、11日に取引を開始した。写真はビ

Lisa Pauline Mattackal Medha Singh

[23日 ロイター] - 誕生から今年で15年を迎えた暗号資産(仮想通貨)ビットコインは米国で現物を運用対象とする上場投資信託(ETF)が承認され、11日に取引を開始した。ビットコインは現在成長期にあるが成熟に向かう可能性がある。

調査会社グラスノードによると、取引開始2日後の時点で投資家のビットコイン保有額は270億ドル以上に達した。コインシェアーズによると、11本のビットコイン現物ETFには11日以降、合計41億ドルの資金が流入した。

流動性が高まることでビットコインのボラティリティーは徐々に落ち着くと市場関係者の多くは予想する。

為替トレーダーでスペクトラ・マーケッツの社長であるブレント・ドネリー氏は「価値も価格も不確かな新たな証券が成熟し、100万人の投資家が集まる主流資産に成長する中で、これは論理的でほぼ必然的な進化だ」と語った。

ドネリー氏によると、取引所で取引されるビットコインは1日当たり平均約5億ドルという。一方現物ETFは取引初日に46億ドルの出来高を記録した。

同氏は「事態が正常化してもニューヨーク証券取引所でのビットコインの取引額はブロックチェーンでの取引額を上回るだろう」との見方を示した。

現物ETFが長期的に投資家の関心を維持できるかどうかは不明との声もある。

とはいえグラスノードによると、取引開始2日後の時点で米国に上場した現物ETFが保有するビットコインは64万4860と、全世界の現物ETFの保有量の約30%を占めた。

興奮が冷めて取引量が落ち着いたとしても、市場の流動性が高まることで、ビットコインの価格変動を対象としたデリバティブ商品が開発される可能性があると一部の市場関係者は指摘する。

K33リサーチの調査部門責任者アンダース・ヘルセス氏は、短期的な見通しとして「現在米国のETFフローが重要なため、ビットコインの値動きに関しては、米国の取引が最も重要になると予想している」と述べた。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます