[ニューヨーク 23日 ロイター] - 米労働統計局のデータから、2023年12月に米15州で失業率が前月比で上昇したことが分かった。ただ大半の州とワシントンDC(コロンビア特別区)では横ばいだった。
失業率の上昇が最大だったのはマサチューセッツ州とロードアイランド州で、0.3%ポイント上昇した。一方、ミネソタ州は0.2%ポイント低下。唯一低下した州となった。
失業率が最も低かったのはメリーランド州とノースダコタ州で、1.9%。最も高かったのはネバダ州で、前月から変わらずの5.4%だった。
また、12月の非農業部門雇用者数は全州で前月比でほぼ変わらず。前年比では30州で増加、20州とワシントンDCでほぼ横ばいだった。
5日発表された12月の米雇用統計では、非農業部門雇用者数が前月比21万6000人増、失業率が前月から横ばいの3.7%だった。