Jihoon Lee
[ソウル 4日 ロイター] - S&Pグローバルがまとめた2月の韓国製造業購買担当者景気指数(PMI)は季節調整後で50.7と、景況拡大・縮小の分かれ目である50を2カ月連続で上回ったものの、前月の51.2から低下した。欧州と中国の需要が低迷した。
生産と新規受注は引き続き拡大。ただ、ペースは1月よりも緩やかになったという。
外需は米国、東南アジア、中東での需要が高まったため、総じて横ばい。新規輸出受注のサブ指数は1月の52.4から50.3に低下した。
雇用はこの4カ月で最も速い増加ペースとなった。
サプライヤーの納期は7カ月連続で悪化。調査回答者は紅海での物流混乱や人員不足を理由に挙げたが、悪化ペースは鈍化している。
将来の生産に対する楽観的な見方は若干弱まった。