■NY株式:ダウは249ドル安、原油続落で世界的なリスク回避の動き広がる
NYダウ ナスダック
終値 :15766.74 終値 :4471.69
前日比:-249.28 前日比:-5.26
始値 :15989.45 始値 :4405.22
高値 :15989.45 高値 :4514.92
安値 :15450.56 安値 :4313.39
20日の米国株式相場は下落。
ダウ平均は249.28ドル安の15766.74、ナスダックは5.26ポイント安の4471.69で取引を終了した。
連日の原油相場の下落を受けて投資家心理が悪化しており、リスク回避の動きからアジア・欧州株が全面安となり、米国株も大幅下落となった。
12月住宅着工件数や消費者物価指数が予想を下振れ、米国景気の後退懸念が強まったことも下げ幅を拡大した。
引けにかけて下げ幅を縮小したものの、相場を押し上げるには至らなかった。
ダウは一時560ドルを超す大幅下落となった。
セクター別では、半導体・半導体製造装置や耐久消費財・アパレルが上昇する一方で不動産やエネルギーが下落した。
原油相場の下落を受けてエクソン・モービル(XOM)やシェブロン(CVX)などエネルギー関連企業が軟調推移。
投資銀行のゴールドマンサックス(GS)やITサービスのIBM(IBM)は決算内容が嫌気され下落。
動画配信サービスのネットフリックス(NFLX)は好決算を発表したものの、前日終値を挟んで揉みあう展開となった。
一方で、医療保険のアンセム(ANTM)はゴールドマンサックスによる投資判断引き上げを受け、上昇した。
英蘭系石油大手のロイヤル・ダッチ・シェルは、2015年10-12月期の利益が前年同期比から半減するとの見通しを明らかにした。
Horiko Capital Management LLC ■NY為替:ドル・円は116円96銭、原油続落で警戒感広がる、リスクオフ加速 20日のニューヨーク外為市場でドル・円は、116円20銭まで下落後、117円05銭へ上昇し、116円96銭で引けた。
予想を下回った米国の12月消費者物価指数や住宅着工件数を受けてドル売りが優勢となったほか、世界経済の鈍化懸念、原油価格が13年ぶりの安値を更新したことを警戒したリスク回避の円買いが加速。
その後、引けにかけて米国株式相場が下げ止まったため円買いが後退した。
ユーロ・ドルは、1.0936ドルから1.0877ドルへ下落して、1.0892ドルで引けた。
欧州中央銀行(ECB)の定例理事会を控えて域内の金利先安感に伴うユーロ売りが上値をおさえた。
ユーロ・円は、127円64銭から126円64銭へ下落した。
ポンド・ドルは、1.4152ドルから1.4219ドルのレンジで上下に振れた。
ドル・スイスは、0.9991フランへ下落後、1.0058フランへ上昇した。
■NY原油:続落で26.55ドル、イラン増産懸念、米在庫増予想で売り継続 NY原油は続落(NYMEX原油2月限終値:26.55↓1.91)。
27.98ドルから26.19ドルまで下落した。
イランの経済制裁解除後の原油増産見通しを背景に、原油の売りが継続した。
また、20日の取引終了後に全米石油協会(API)の週間統計、21日(木)に米エネルギー情報局(EIA)の週報(週次石油在庫統計)の発表が予定され、原油在庫の増加が予想されていることも売り材料になった。
「ベネズエラがOPEC臨時総会の開催を要請」との報道も、反発につながらず。
なお、2月限は20日が最終取引。
21日から取引の中心となる3月限の値動きは、高値が29.19ドル、安値が27.56ドル、引けは28.35ドルであった(前日比1.22ドル安)。
■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率) バンクオブアメリカ(BAC) 13.70ドル -0.540ドル(-3.79%) モルガン・スタンレー(MS) 25.25ドル -1.010ドル(-3.85%) ゴールドマン・サックス(GS)153.78ドル -3.040ドル(-1.94%) インテル(INTC) 29.59ドル -0.210ドル(-0.70%) アップル(AAPL) 96.83ドル +0.166ドル(+0.17%) アルファベット(GOOG) 718.56ドル -0.520ドル(-0.07%) フェイスブック(FB) 94.35ドル -0.910ドル(-0.96%) キャタピラー(CAT) 58.82ドル -0.210ドル(-0.36%) アルコア(AA) 6.74ドル +0.000ドル(+0.00%) ウォルマート(WMT) 60.84ドル -1.720ドル(-2.75%) スプリント(S) 2.45ドル -0.180ドル(-7.20%)
ダウ平均は249.28ドル安の15766.74、ナスダックは5.26ポイント安の4471.69で取引を終了した。
連日の原油相場の下落を受けて投資家心理が悪化しており、リスク回避の動きからアジア・欧州株が全面安となり、米国株も大幅下落となった。
12月住宅着工件数や消費者物価指数が予想を下振れ、米国景気の後退懸念が強まったことも下げ幅を拡大した。
引けにかけて下げ幅を縮小したものの、相場を押し上げるには至らなかった。
ダウは一時560ドルを超す大幅下落となった。
セクター別では、半導体・半導体製造装置や耐久消費財・アパレルが上昇する一方で不動産やエネルギーが下落した。
原油相場の下落を受けてエクソン・モービル(XOM)やシェブロン(CVX)などエネルギー関連企業が軟調推移。
投資銀行のゴールドマンサックス(GS)やITサービスのIBM(IBM)は決算内容が嫌気され下落。
動画配信サービスのネットフリックス(NFLX)は好決算を発表したものの、前日終値を挟んで揉みあう展開となった。
一方で、医療保険のアンセム(ANTM)はゴールドマンサックスによる投資判断引き上げを受け、上昇した。
英蘭系石油大手のロイヤル・ダッチ・シェルは、2015年10-12月期の利益が前年同期比から半減するとの見通しを明らかにした。
Horiko Capital Management LLC ■NY為替:ドル・円は116円96銭、原油続落で警戒感広がる、リスクオフ加速 20日のニューヨーク外為市場でドル・円は、116円20銭まで下落後、117円05銭へ上昇し、116円96銭で引けた。
予想を下回った米国の12月消費者物価指数や住宅着工件数を受けてドル売りが優勢となったほか、世界経済の鈍化懸念、原油価格が13年ぶりの安値を更新したことを警戒したリスク回避の円買いが加速。
その後、引けにかけて米国株式相場が下げ止まったため円買いが後退した。
ユーロ・ドルは、1.0936ドルから1.0877ドルへ下落して、1.0892ドルで引けた。
欧州中央銀行(ECB)の定例理事会を控えて域内の金利先安感に伴うユーロ売りが上値をおさえた。
ユーロ・円は、127円64銭から126円64銭へ下落した。
ポンド・ドルは、1.4152ドルから1.4219ドルのレンジで上下に振れた。
ドル・スイスは、0.9991フランへ下落後、1.0058フランへ上昇した。
■NY原油:続落で26.55ドル、イラン増産懸念、米在庫増予想で売り継続 NY原油は続落(NYMEX原油2月限終値:26.55↓1.91)。
27.98ドルから26.19ドルまで下落した。
イランの経済制裁解除後の原油増産見通しを背景に、原油の売りが継続した。
また、20日の取引終了後に全米石油協会(API)の週間統計、21日(木)に米エネルギー情報局(EIA)の週報(週次石油在庫統計)の発表が予定され、原油在庫の増加が予想されていることも売り材料になった。
「ベネズエラがOPEC臨時総会の開催を要請」との報道も、反発につながらず。
なお、2月限は20日が最終取引。
21日から取引の中心となる3月限の値動きは、高値が29.19ドル、安値が27.56ドル、引けは28.35ドルであった(前日比1.22ドル安)。
■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率) バンクオブアメリカ(BAC) 13.70ドル -0.540ドル(-3.79%) モルガン・スタンレー(MS) 25.25ドル -1.010ドル(-3.85%) ゴールドマン・サックス(GS)153.78ドル -3.040ドル(-1.94%) インテル(INTC) 29.59ドル -0.210ドル(-0.70%) アップル(AAPL) 96.83ドル +0.166ドル(+0.17%) アルファベット(GOOG) 718.56ドル -0.520ドル(-0.07%) フェイスブック(FB) 94.35ドル -0.910ドル(-0.96%) キャタピラー(CAT) 58.82ドル -0.210ドル(-0.36%) アルコア(AA) 6.74ドル +0.000ドル(+0.00%) ウォルマート(WMT) 60.84ドル -1.720ドル(-2.75%) スプリント(S) 2.45ドル -0.180ドル(-7.20%)