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連邦公開市場委員会(FOMC)と日銀金融政策決定会合、SMBC日興証券(花田浩菜)

発行済 2016-01-25 11:47
更新済 2016-01-25 12:00
連邦公開市場委員会(FOMC)と日銀金融政策決定会合、SMBC日興証券(花田浩菜)
こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「気になるレポート」です。
SMBC日興証券では毎営業日、その日のイベントに対する見方を「Daily Outlook」というレポートで紹介していますが、今回の話題は「連邦公開市場委員会(FOMC)と日銀金融政策決定会合」とタイムリーでしたので、ご紹介したいと思います。
今週、米国では FOMCが、そして国内では日銀金融政策決定会合が予定されています。
レポートによれば、FOMCでは声明文の内容がよりハト派色が強まるかどうか、日銀金融政策決定会合では追加緩和の有無と市場の反応が注目されるとのこと。
エコノミスト調査によると、日銀による追加緩和の決定は「4月会合説」の見方が強いものの、中国株安や原油価格の急落などの海外要因によって日本株市場は大幅に下落しているので、今回の会合にて緩和が発表される観測も出ているようです。
市場の期待に沿った政策を打ち出せるかは微妙とのことですが、参考までに過去の事例も掲載してくれています。
「アベノミクス下における過去2回(2013年4月4日の『異次元緩和』、2014年10 月31 日の『黒田バズーカ』)の金融緩和局面では、発表日前日に比べて、1~2ヵ月で日経平均はそれぞれ約3,300 円、約2,300 円上昇し、為替はそれぞれ約10円、約12円、円安・ドル高に動いた」 さて、仮にサプライズのある追加緩和策が打ち出された場合ですが、過去2回の緩和局面において、ともにTOPIX を上回って上昇した主なセクターは以下の通りです。
・証券 ・海運 ・ガラス・土石 ・保険 ・鉄鋼 パフォーマンスが悪かった高ベータ(=市場感応度が高い)銘柄が大きくリバウンドするケースが多いみたいですね。
他のセクターなどについても、詳細記載されていますので、ご興味があればレポートを見てみて下さい。
■((米)連邦公開市場委員会(FOMC) 27日(水)日本時間28日午前4時発表予定 ■(日)日本銀行金融政策決定会合 29日(金)政策決定会合の終了予定時刻は未定 また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。
花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。
レポート発行人との見解とは異なる場合があります。
詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。
フィスコリサーチレポーター花田浩菜

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