カナダ統計局が金曜日に発表したところによると、5月のカナダ小売売上高は、スーパーマーケットや食料品店での支出が減少したことが主な原因で、予想外の落ち込みとなった。食品・飲料に加え、自動車、衣料品、家具などを含む小売売上高は前月比0.8％減となり、4月の0.6％増から一転した。
カナダ統計局による速報値では、6月の売上高は0.3％減と予測され、引き続き減少傾向にあることを示唆している。この数字は、5月に0.6％の減少を予想していたアナリストの予測を下回った。自動車・部品を除いた予想では0.5％の減少であった。
特に、全体の4分の1以上を占める自動車・部品販売店を除いた小売売上高は1.3％減少した。全体の5分の1近くを占める飲食料品小売業は1.9％の大幅減となったが、これはスーパーマーケットと食料品小売業での購入が顕著に減少したことによる。
全体では、5月の小売売上高は661.3億カナダドル（482.0億ドル相当）で、9つのサブセクターのうち8つが減少を報告した。当時の為替レートは1ドル＝1.3720カナダドル。
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