[ワシントン 28日 ロイター] - 全米商工会議所は28日、ワシントンDCの高等裁判所に弁論趣意書を提出し、メタ・プラットフォームズ傘下のフェイスブックを相手取った反トラスト法(独占禁止法)訴訟の復活を求める各州の控訴を棄却するよう求めた。
地裁は昨年7月、2012年と14年の写真共有アプリ「インスタグラム」と対話アプリ「ワッツアップ」買収を巡る提訴が遅かったとして、フェイスブックに対する訴えを棄却した。
46州、グアム、コロンビア特別区で構成されるグループは、地裁判断は誤りだと主張。高裁に訴訟の復活を求めた。
商工会議所は、各州は提訴まで長く待ち過ぎであり、地裁が棄却したのは正しいことだと主張した。