■コスモ・バイオ (T:3386)の株主還元策
利益還元については安定配当を念頭に置き、配当性向を重視しつつ、今後の収益状況の見通しなどを総合的に勘案して決定することを基本方針としている。
なお配当性向の目標は公表していないが、近年は概ね30%前後で推移している。
2021年12月期の配当予想は、特別利益が剥落して当期純利益の減益を見込んでいるため、前期比8円減配の26円(第2四半期末12円、期末14円)としている。
連結業績予想修正後の予想連結配当性向は24.0%となるため、配当予想にも上方修正の余地がありそうだ。
なお配当は減配予想だが、株主還元の一環として自己株式取得を実施(2021年2月15日~2021年7月12日に累計160,000株を取得)した。
■SDGsへの取り組み
同社は、SDGsへの取り組みを積極化している。
CSR活動として従来から、大学等が行う公開講座に協賛する「公開講座応援団」、米国マサチューセッツ工科大学で毎年行われている「iGEM生物ロボットコンテスト」参加日本チームへの資金援助、米国科学振興協会発行「Science Signaling」の日本語サイト運営、災害復興を目的としたボランティア活動を希望する従業員の支援などを行っている。
また会社ホームページに、サスティナビリティのコンテンツを新設している。
今後、掲載内容を充実していくとしている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)
利益還元については安定配当を念頭に置き、配当性向を重視しつつ、今後の収益状況の見通しなどを総合的に勘案して決定することを基本方針としている。
なお配当性向の目標は公表していないが、近年は概ね30%前後で推移している。
2021年12月期の配当予想は、特別利益が剥落して当期純利益の減益を見込んでいるため、前期比8円減配の26円(第2四半期末12円、期末14円)としている。
連結業績予想修正後の予想連結配当性向は24.0%となるため、配当予想にも上方修正の余地がありそうだ。
なお配当は減配予想だが、株主還元の一環として自己株式取得を実施(2021年2月15日~2021年7月12日に累計160,000株を取得)した。
■SDGsへの取り組み
同社は、SDGsへの取り組みを積極化している。
CSR活動として従来から、大学等が行う公開講座に協賛する「公開講座応援団」、米国マサチューセッツ工科大学で毎年行われている「iGEM生物ロボットコンテスト」参加日本チームへの資金援助、米国科学振興協会発行「Science Signaling」の日本語サイト運営、災害復興を目的としたボランティア活動を希望する従業員の支援などを行っている。
また会社ホームページに、サスティナビリティのコンテンツを新設している。
今後、掲載内容を充実していくとしている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)