こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。
12/28付の「DailyOutlook」では、SDGsについて考察しているのでご紹介します。
まず同レポートでは、『2015年の国連サミットで採択されたSDGs(持続可能な開発目標)。
貧困撲滅や格差の是正、気候変動対策など17項目を掲げ、先進国や新興国に関わらず持続可能な社会を求める国際社会において、共通の目標となっている。
国際機関や各国政府だけでなく、企業も目標達成に向けた取組みを進めている。
ホームページで取組み事例を紹介したり、経営方針に取り込む企業があるなど、企業のSDGsへの取組みは着実に広がっている』と伝えています。
続けて、SDGsは運用の世界においても注目されつつあることを挙げ、『長期投資の観点では、ビジネスモデル等が持続可能ではない企業への投資は将来のリスクとなる可能性が高い。
ESG投資を提唱したPRI(国連責任投資原則)は「受益者のために長期的視点に立ち最大限の利益を最大限追求する義務がある」としており、署名した機関投資家には企業との対話を通じてコミットメントすることが求められる』と分析しています。
さらに、『世界最大級の年金基金であるGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)は、このESG投資と投資先企業のSDGsへの取組みは表裏の関係と位置付けている。
企業にとってSDGsへの取組みが事業機会となる可能性があり、企業価値の向上につながる。
投資家にとっては、持続可能な企業への投資はリターンの拡大につながる。
国、企業、金融機関、垣根を越えた持続可能な社会への取組みはまだ始まったばかりだ』とまとめています。
最後にレポートでは、SDGs関連銘柄を紹介しています。
詳しくは12/28付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。
また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。
花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。
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フィスコリサーチレポーター花田浩菜