8月のイニシャル・コイン・オファリング(ICO)による資金調達額が、2017年の5月以降で最も低かったことが明らかになった。11日付けのブルームバーグがアウトノーモス・リサーチのデータを引用する形で報じた。イーサリアム(ETH)価格が低迷している背景には、ICOへの需要が減少しているという見方が出ており、今回のデータはそれを裏付ける形となった。
データによると、8月にICOで調達された額は3億2600万ドル(約362億円)で2017年5月以降で最低。今年1ー3月の平均である約30億ドル(約3330億円)のほぼ10分の1となっている。