(カッコ内は前営業日比)
FT100種総合株価指数(ロンドン)<.FTSE>
終値 5846.95(‐59.48)
前営業日終値 5906.43(+37.47)
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クセトラDAX指数(フランクフルト)<.DAX>
終値 7214.74(‐53.13)
前営業日終値 7267.87(+93.73)
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CAC40種平均指数(パリ)<.FCHI>
終値 3751.23(‐42.04)
前営業日終値 3793.27(+19.15)
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<ロンドン株式市場> 反落。世界の経済成長をめぐる懸念と、金属と石油に対する需
要の不透明感低迷から商品株が値下がりした。
銅先物
ント
一方でフレスニロ
りトップとなった。金価格が史上最高をつける中、第2・四半期の金と銀の産出量が過去
最高となったことが好感された。
石油株<.FTNMX0530>は、原油先物
がり。主に中東向け石油、ガスサービスを手掛けるペトロファック
となった。
銀行株<.FTNMX8350>はまちまち。ロイズ
資判断を「バイ」に引き上げたことを受け3.2%値上がりした。
<欧州株式市場> 反落。米格付け大手ムーディーズ・インベスターズ・サービスが米
国債の格付けを引き下げ方向で見直すと警告したことに加え、イタリア国債の利回りが上
昇したことで、市場に動揺が広がった。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は9.74ポイント(0.89%)安
の1089.35。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は19.76ポイント(0.73%)安
の2695.29。
ギリシャのデフォルト(債務不履行)に対する懸念とユーロ圏の債務危機の波及懸念か
ら、この2カ月半の間で、FTSEユーロファースト300種指数は6%、DJユーロS
TOXX50種指数は11%、それぞれ下落している。
Agilis Gestionのファンドマネジャー、Arnaud Scarpaci氏は、株価の下落は行き過ぎ
だと指摘。「市場はすでに数多くの悪材料を織り込んでいるため、今は資金を引き揚げる
時期ではないと考えている。株価は今後さらに2─3%下落する可能性があるが、上昇に
転じた後の上値余地は約8─10%ある。こうした動きは急速に起こるとみている」と述
べた。
米JPモルガン・チェース(JPM)
ると、住宅およびクレジットカードローンの不良債権償却が減少したことで、純利益が前
年同期から増加した。
ただ、欧州の90の金融機関を対象としたストレステスト(健全性審査)の結果公表を
15日に控え、欧州株式市場では銀行株に買いは広がらなかった。
リーガル&ゼネラルのファンドマネジャー、ギャビン・ラウンダー氏は、ストレステス
トの不合格行の数が多かった場合や、スペインの銀行、バンキアの新規株式公開(IPO
)が低調となった場合、FTSEユーロファースト300種指数は今年3月につけた年初
来安値を更新する可能性もあると話す。
金融株では、クレディ・アグリコル
1.1%、デクシア
[東京 15日 ロイター]