強弱感が対立、利食い一巡後の切り返しも意識/日経225・本日の想定レンジ 2018年02月02日(金曜日)−株式会社フィスコ 担当 村瀬 智一 問合せ先:03-5774-2444 newsadmin@fisco.co.jp
本日の想定レンジ *08:14JST 強弱感が対立、利食い一巡後の切り返しも意識 1日のNY市場はまちまち。堅調な12月建設支出や1月ISM製造業景況指数が好感された が、米国債利回りが高止まりしていることへの警戒感から上値の重い展開となった。 ダウ平均は37.32ドル高の26186.71、ナスダックは25.62ポイント安の7385.86。シカゴ 日経225先物清算値は大阪比155円安の23285円。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から利食い先行となろうが、昨日の大幅反発で心理 的な抵抗線を捉えてきていることもあり、想定内の値動きになろう。ボリンジャーバ ンドでは-1σからのリバウンドにより、中心値(25日)に接近。一目均衡表では基準 線を突破し、転換線に接近しているほか、遅行スパンは実線を割り込む目前での切り 返しをみせており、上方シグナルを継続させている。週間形状では13週線を支持線に 長い下ヒゲを残す格好となり、陽線で週末を終えることができるかが注目される。ボ リンジャーバンドでは下ヒゲを残して+1σを回復しており、+1σと+2σとのレンジ推 移は継続。+2σは24800円近辺まで切り上がっており、調整一巡感からのリバウンドに 向かうことができるかが注目されよう。週足のパラボリックは陰転しているが、SAR値 は24100円処に位置しているため、早い段階での陽転シグナル発生に期待したいとこ ろ。23200-23600円のレンジを想定。
予想レンジ
上限 23600円−下限 23200円 《TM》