この記事は1日に配信したものです。
(カッコ内は前営業日比)
FT100種総合株価指数(ロンドン)<.FTSE>
終値 4608.36(‐23.25)
前営業日終値 4631.61(+84.08)
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クセトラDAX指数(フランクフルト)<.DAX>
終値 5332.14(‐28.52)
前営業日終値 5360.66(+90.34)
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CAC40種平均指数(パリ)<.FCHI>
終値 3426.27(‐9.22)
前営業日終値 3435.49(+69.87)
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<ロンドン株式市場> 反落。銀行・鉱山株の上昇を石油・医薬品株の下げが打ち消し
た。ただ月足ではFT100種総合株価指数<.FTSE>は8.45%上昇した。
週間ベースでは2003年4月以来の好成績となった。
ETXキャピタルのシニアトレーダー、ミック・ミルズ氏は「優良株は堅調な月を終え
るに当たり一服した。米市場が不安定な様相を呈しているほか、投資家は来週の英金融政
策委員会や7日発表の米雇用統計を前にあえてリスクを取りたがらない」と述べた。
石油株に売りが出た。米原油価格
手決算の比較的弱い内容が圧迫した。
BGグループ
ジー
カゼノブは、前日の決算内容が弱かったロイヤル・ダッチ・シェルの投資判断を「イン
ライン」から「アンダーパフォーム」に引き下げた。
医薬品株も軟調。アストラゼネカ
投資家の関心が来週の上期決算に向かうなか、銀行株にはおおむね買いが入った。3日
に業績発表を行うHSBC
5日に業績を発表するロイズ・バンキング・グループ
表予定のロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)
た。
鉱山株は不安定な展開となるなか上昇。この日発表された第2・四半期の米GDP(速
報値)を受け、世界経済の回復を背景に需要増への期待が高まり銅価格が上昇した。
エクストラータ
メリカン
航空大手ブリティッシュ・エアウェイズ
0万ポンドの営業損失を計上する一方、2008年10月以降に営業経費を約6.6%削
減したことを明らかにした。
<欧州株式市場> 反落。第2・四半期の米国内総生産(GDP)は予想より小幅なマ
イナスとなったものの、個人消費の弱さが浮き彫りになった。ただ、決算について概ね前
向きな見方が根強く、週足では3週連続で上昇した。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は1.84ポイント(0.20%)安
の928.78。週間ベースでは2.4%、7月全体では9.2%それぞれ上昇した。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は16.61ポイント(0.63%)安
の2638.13。
石油株が指数を押し下げた。トタル
%安。ともに減益決算を嫌気した。米原油先物
その後1バレル=67ドルを超える水準に戻した。
BP
この日発表された第2・四半期米GDP統計速報値は年率換算で前期比マイナス1.0
%と、予想のマイナス1.5%よりも小幅な収縮にとどまったものの、個人消費支出が大
きく落ち込み、経済の回復は遅いとの懸念が高まった。
銀行株が下値を支えた。来週8月3日に決算の発表を控えたHSBC
%上昇した。UBS
当局と大筋で和解に達した。
BNPパリバ
8%上昇した。
個別銘柄ではブリティッシュ・エアウェイズ
4―6月期)が9400万ポンドの営業損失となったものの、前年10月以降営業コスト
を約6.6%削減したことを明らかにした。
[東京 1日 ロイター]