[ロンドン 17日 ロイター] - ロシアの首都モスクワのソビャーニン市長は17日、モスクワでの予備役の招集が終了したと明らかにした。一方、ロシア第2の都市サンクトペテルブルクでは招集担当者が解雇され、プーチン大統領が始めた予備役の部分動員がなお混乱していることが示された。
ソビャーニン市長は、モスクワに設置された招集所は17日午後に閉鎖され、これまでに配布された招集令状は無効になると述べた。
こうした中、ロシア通信(RIA)はサンクトペテルブルクのベグロフ市長が招集担当者を解任したと報じた。ただ解任の理由については触れていない。
モスクワとサンクトペテルブルクはロシアの反体制派の中心地で、これまでも大規模な反戦デモなどが行われている。
プーチン大統領は14日、予備役の部分動員を向こう2週間で終了させると表明していた。