16日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
・日柄調整ムード、出遅れ銘柄や低位材料株などへ資金シフト ・ドル・円は119円12銭付近、米早期利上げ観測の後退で上げ渋る展開 ・出遅れ銘柄や低位材料株などでの短期値幅取り狙いに ■日柄調整ムード、出遅れ銘柄や低位材料株などへ資金シフト 日経平均は続落。
96.20円安の19773.56円(出来高概算12億2000万株)で前場の取引を終えた。
欧米市場は堅調だったが、シカゴ日経225先物清算値は大阪比10円安の19860円。
円相場は1ドル119円10銭辺りでの推移となり、円高に振れて推移していることが重石となった。
その後、円相場が1ドル118円台に突入するなか、次第に利益確定の売りが強まる格好となり、日経平均の下げ幅は一時100円を超えている。
セクターでは原油高の流れから鉱業、石油石炭などの資源株が堅調。
その他、銀行、鉄鋼、パルプ紙、保険、ガラス土石、卸売、ゴム製品などがしっかり。
半面、空運が2%を超える下落となったほか、サービス、精密機器、小売、化学、医薬品などが冴えない。
東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が6割を占めている。
規模別指数は大型、中型、小型株指数がいずれも下げているが、中小型の弱さが目立つ。
指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ (TOKYO:9983)、ファナック (TOKYO:6954)、花王 (TOKYO:4452)が軟調。
一方でソフトバンク (TOKYO:9984)、ホンダ (TOKYO:7267)、日揮 (TOKYO:1963)、東エレク (TOKYO:8035)などが下支え。
日経平均は一時19742.12円まで下げる局面をみせている。
3月23日につけた戻り高値19778.60円を下回っているが、この水準までの調整は想定内であろう。
この水準で下げ渋りがみられれば、3月の戻り高値が支持線として意識されることになる。
一方で、これを明確に割り込んできたとしても、25日線までは許容範囲といったところだろう。
物色については業績等を手掛かりとした物色に向かいやすいが、日経平均が目先日柄調整との見方となるなか、上昇基調が続いていた銘柄には利益確定が進みやすい。
一方で、先高期待は根強いため、長期低迷していた銘柄や相対的に出遅れている銘柄、低位材料株などによる幕間つなぎ的な流れに向かわせよう。
■ドル・円は119円12銭付近、米早期利上げ観測の後退で上げ渋る展開 ドル・円は119円12銭付近で推移。
ドル・円は、米国連邦準備理事会(FRB)の早期利上げ観測が後退していること、東京株式市場が弱含みに推移していることで上げ渋る展開。
ユーロ・ドルは、1.0673ドルから1.0747ドルまで堅調推移。
大口のユーロ買戻しが持ち込まれたことで強含みに推移したものの、ギリシャ債務問題への警戒感から上値は限定的。
ユーロ・円は、127円15銭から127円85銭まで堅調推移。
12時21分時点のドル・円は119円12銭、ユーロ・円は127円42銭、ポンド・円は176円78銭、豪ドル・円は92円39銭で推移している。
■後場のチェック銘柄 ・日経平均は一時100円超の下落、ドル・円の円高傾向などが重し ・指数インパクトの高いファナック (TOKYO:6954)やファーストリテ (TOKYO:9983)が軟調 ・出遅れ銘柄や低位材料株などでの短期値幅取り狙いに ☆後場の注目スケジュール☆ 12:45 20年国債入札の結果発表 13:00 マンション発売(3月) <KO>
・日柄調整ムード、出遅れ銘柄や低位材料株などへ資金シフト ・ドル・円は119円12銭付近、米早期利上げ観測の後退で上げ渋る展開 ・出遅れ銘柄や低位材料株などでの短期値幅取り狙いに ■日柄調整ムード、出遅れ銘柄や低位材料株などへ資金シフト 日経平均は続落。
96.20円安の19773.56円(出来高概算12億2000万株)で前場の取引を終えた。
欧米市場は堅調だったが、シカゴ日経225先物清算値は大阪比10円安の19860円。
円相場は1ドル119円10銭辺りでの推移となり、円高に振れて推移していることが重石となった。
その後、円相場が1ドル118円台に突入するなか、次第に利益確定の売りが強まる格好となり、日経平均の下げ幅は一時100円を超えている。
セクターでは原油高の流れから鉱業、石油石炭などの資源株が堅調。
その他、銀行、鉄鋼、パルプ紙、保険、ガラス土石、卸売、ゴム製品などがしっかり。
半面、空運が2%を超える下落となったほか、サービス、精密機器、小売、化学、医薬品などが冴えない。
東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が6割を占めている。
規模別指数は大型、中型、小型株指数がいずれも下げているが、中小型の弱さが目立つ。
指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ (TOKYO:9983)、ファナック (TOKYO:6954)、花王 (TOKYO:4452)が軟調。
一方でソフトバンク (TOKYO:9984)、ホンダ (TOKYO:7267)、日揮 (TOKYO:1963)、東エレク (TOKYO:8035)などが下支え。
日経平均は一時19742.12円まで下げる局面をみせている。
3月23日につけた戻り高値19778.60円を下回っているが、この水準までの調整は想定内であろう。
この水準で下げ渋りがみられれば、3月の戻り高値が支持線として意識されることになる。
一方で、これを明確に割り込んできたとしても、25日線までは許容範囲といったところだろう。
物色については業績等を手掛かりとした物色に向かいやすいが、日経平均が目先日柄調整との見方となるなか、上昇基調が続いていた銘柄には利益確定が進みやすい。
一方で、先高期待は根強いため、長期低迷していた銘柄や相対的に出遅れている銘柄、低位材料株などによる幕間つなぎ的な流れに向かわせよう。
■ドル・円は119円12銭付近、米早期利上げ観測の後退で上げ渋る展開 ドル・円は119円12銭付近で推移。
ドル・円は、米国連邦準備理事会(FRB)の早期利上げ観測が後退していること、東京株式市場が弱含みに推移していることで上げ渋る展開。
ユーロ・ドルは、1.0673ドルから1.0747ドルまで堅調推移。
大口のユーロ買戻しが持ち込まれたことで強含みに推移したものの、ギリシャ債務問題への警戒感から上値は限定的。
ユーロ・円は、127円15銭から127円85銭まで堅調推移。
12時21分時点のドル・円は119円12銭、ユーロ・円は127円42銭、ポンド・円は176円78銭、豪ドル・円は92円39銭で推移している。
■後場のチェック銘柄 ・日経平均は一時100円超の下落、ドル・円の円高傾向などが重し ・指数インパクトの高いファナック (TOKYO:6954)やファーストリテ (TOKYO:9983)が軟調 ・出遅れ銘柄や低位材料株などでの短期値幅取り狙いに ☆後場の注目スケジュール☆ 12:45 20年国債入札の結果発表 13:00 マンション発売(3月) <KO>