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独学者団体、ECBの債券購入策巡り裁判所の審理再開を要請

発行済 2019-10-09 00:48
更新済 2019-10-09 00:51
独学者団体、ECBの債券購入策巡り裁判所の審理再開を要請

[フランクフルト 8日 ロイター] - 財政学の大学教授で弁護士のマルクス・ケルバー氏が率いる学者グループは8日、欧州中央銀行(ECB)の債券購入策を巡り、裁判所での審理再開を求めた。

ドイツの連邦憲法裁判所は7月、ECBによる大規模な資産買い入れ策から得られる恩恵に疑問を呈し、預金者に対する影響のほか、買い入れが債務を抱えるユーロ加盟国に対する金融支援になっていなかったかどうか、有識者に見解を示すよう要請した。

憲法裁による判決が予定されているが、学者グループはECBによる先月の量的緩和(QE)再開決定を受け、再度議論する必要性を強調。債券購入策は「荒唐無稽でECBの権限を超えている」としたほか、QEはドイツの税金を脅かす上、ユーロ圏の債務国を債券市場の圧力から不当に保護すると主張した。

学者グループにはECBのシュタルク元理事やイッシング元理事などが参加している。

ECBの報道官はコメントを控えた。

憲法裁は独連銀に対しECBの債券買い入れに参加しないよう命令することが可能だが、欧州連合(EU)の最高裁判所に当たる欧州司法裁判所が昨年、ECBの前回の債券買い入れ策を承認しているため、独憲法裁が独連銀に不参加を命じる公算は小さい。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20191008T154753+0000

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