【バンコク=大柳聡庸】日本や中国、インド、東南アジア諸国連合(ASEAN)など16カ国が参加する東アジア地域包括的経済連携(RCEP)交渉の首脳会議が4日、バンコク郊外で開かれた。共同声明では来年の協定署名を目指す方針を示した。インドを除く15カ国の条文ベースの交渉は基本的に終了したが、関税撤廃などインドとの交渉は来年も継続とした。インド次第では、協定が確定する署名は実現できない可能性があり、交渉は“綱渡り”が続く。
【バンコク=大柳聡庸】日本や中国、インド、東南アジア諸国連合(ASEAN)など16カ国が参加する東アジア地域包括的経済連携(RCEP)交渉の首脳会議が4日、バンコク郊外で開かれた。共同声明では来年の協定署名を目指す方針を示した。インドを除く15カ国の条文ベースの交渉は基本的に終了したが、関税撤廃などインドとの交渉は来年も継続とした。インド次第では、協定が確定する署名は実現できない可能性があり、交渉は“綱渡り”が続く。