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外資規制強化案で金融市場に波紋 「日本株売り」連想も

発行済 2019-11-16 01:45
更新済 2019-11-15 17:06

 臨時国会で審議が行われている外資から日本企業への出資規制を強化する外為法改正案が金融市場に波紋を呼んでいる。改正案の狙いは安全保障上重要な技術や機密情報の流出防止だが、ガバナンス(企業統治)への意識が高い海外投資家までもが遠ざけられ、海外マネーの日本離れにつながりかねない側面があるからだ。政府は機関投資家は規制強化の例外扱いになるなどと説明しているが、「アベノミクス」の重要施策のひとつである企業統治改革の停滞につながるとの懸念はなおくすぶっている。

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