40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

ユーロ圏、成長減速長期化 通商問題など重し=アイルランド中銀総裁

発行済 2019-11-21 00:22
更新済 2019-11-21 00:25
ユーロ圏、成長減速長期化 通商問題など重し=アイルランド中銀総裁

[ウォーターフォード(アイルランド) 20日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのマクルーフ・アイルランド中銀総裁は20日、下半期の一連の経済指標を踏まえると、ユーロ圏の経済成長が緩やかな状態にとどまる状況は継続するとの見方を示した。

ユーロ圏の経済成長は過去1年間に大きく減速。上向きの兆しが見えないことから景気後退(リセッション)懸念が台頭しており、ECBはこれまでの非標準的な政策措置に加え一段の刺激策を導入せざるを得なくなる可能性があるとの見方も出ている。

マクルーフ総裁はウォーターフォード工科大学で行った講演で、貿易障壁と地政学的な不確実性が重しとなり世界経済が「同時的に減速」している中でも、ユーロ圏ではサービス部門と建設部門が引き続き景気の下支えになるとの認識を表明。ただ「ユーロ圏でも軟調な状態が根強く継続している。下半期に発表された経済指標では、ハードデータとソフトデータの双方から経済成長は緩やかな状態が継続することが示されている」と述べた。

また、通商問題と地政学問題を巡る緊張の高まりのほか、英国の欧州連合(EU)離脱が開放された経済の中でリスクをもたらすとし、英EU離脱は秩序立ったものになったとしても、アイルランドの国民と企業、および経済に劇的な変化をもたらすとの考えを示した。

ニュージーランドの財務事務次官を務めていたマクルーフ氏は、ECB専務理事兼主任エコノミストに転出したフィリップ・レーン氏の後任として9月にアイルランド中銀総裁に就任した。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます