[シドニー 24日 ロイター] - 豪ウエストパック銀行 (AX:WBC)のエコノミストは、豪準備銀行(RBA)は2月ではなく4月に利下げすると予想している。雇用統計が2カ月連続で堅調な内容となったことから、利下げは先送りされるとみる。
チーフエコノミストのビル・エバンズ氏は、顧客向けの調査リポートの中で、昨年12月の失業率が5.1%と9カ月ぶりの水準に改善したことを指摘。利下げの先送りには、おそらく十分な内容との見方を示した。
同氏は「政策決定において労働市場の動向を重視する理事会にとって、さらなる情報が出るまで利下げプロセスを延期するのに十分強いシグナルだ」と述べた。
豪中銀の次回理事会は2月4日。雇用統計を受けて、市場が織り込む利下げ確率は大幅に低下している。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20200124T012826+0000