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日欧EPA発行から1年 世界で3割の自由貿易圏 保護主義に対抗 英のEU離脱が課題

発行済 2020-02-02 02:24

 日本と欧州連合(EU)の経済連携協定(EPA)が発効してから2月1日で丸1年となった。国内総生産(GDP)で世界の約3割を占める世界最大級の自由貿易圏が誕生。関税を相互に撤廃したり、引き下げたりした結果、日本の輸出では牛肉や自動車などが、輸入ではワインなどが増えた。輸入拡大は国内生産者にとって競争激化につながる一方、安価な欧州産品の流入は消費者に恩恵をもたらし自動車メーカーなどの輸出にも追い風になった。

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